言葉を探せば探すほど、本質とは遠ざかって行ってしまう気がして、実際それは言えば言うほど思っていたこととは少しずつ乖離していく。気づけばこんなに時間が経ってしまって。

あの地震があってから、日本はがらりと様相を変えて連日ニュースでは関連した続報を流し続けているけれど、幸運にも被災地からは離れた場所に住んでいるため津波地震の被害はなく、そのことが逆に変な罪悪感を生み、居心地の悪さを感じたりもしました。いまだに問題は山積みで、二次災害ともいうべき起きてはならない事故も起き、元々の問題がなんだったのかもだんだんわからなくなりつつあります。自分にできること、が、一体何なのかわからない。それでも、それでもとにかく自分がわかる範囲で何かできることがあるはずなんだと、思います。
多くの方の命が、一日でも早く、一秒でも早く助かりますように。