気づけば平成30年がはじまりました。本年もどうぞよろしくお願い致します。
さて実は先日青年海外協力隊の秋募集の二次面接にいってきました。東京。東京はすごい。
職種は日本語教育。今年度は青年海外、日系社会合わせて53件の要請にたいして57人の応募で一次合格は49人。
覚書としてどんな質問があったのか、軽く書き出しておきます。いつかだれかの参考になれば。
わたしはどちらの面接も午前中でした。午前午後とわかれている人もいれば同じように午前中で終わる人も。
面接が終わってもすぐ帰れるわけではなく、解散の合図があるまでは待機になります。

技術面接
三人のうち一人が専門委員の方。まず部屋の前で待っている間に簡単なアンケートにこたえます。今回の要請に対しての再確認のようなものでした。どちらの要請で応募したのか、国は希望にそえない場合もあるが大丈夫か、今までJICAの説明会に参加したことがあるか、等。
入室するとJICAの職員らしき方からその用紙にそった質問をされます。その後、専門委員の方からの質問でした。

  • 仕事をやめて半年以上とブランクがあるが、その間どこか他で教えていたりはするのか。
  • ブランクがあくと再度教える際に不安などがあるかと思うが何か気を付けていたりブラッシュアップをしているのか。
  • 今までの授業でこれはうまくいったなという授業はどんなものだったか。具体的に。
  • ことができる(能力)を教える時に例文としてだす名詞はどんなものをつかうか。
  • 中級を教えていたがその際、気を付けていた事はどんなことか。
  • 自分の強みはどんなところだと思うか。(日本語教育に関わらず)
  • 海外では予想外のことが起こると思うが、どんなことが起こり自分自身はどういう対応ができると思うか。

最後の質問だけJICAの職員の方からでした。わたしの場合は経験があったのでそれに即した質問が非常に多かった印象です。他の人たち(未経験者)は技術的な内容の質問はひとつかふたつ程度だったそうです。(ことができるの導入、書きての間違いの指摘など)圧迫面接もあるという噂でしたが、わたしのときはそういうことはなく、終始和やかな雰囲気でした。質問はほとんど想定外のものばかりだったので即答できることは少なかったですが、考えながらしっかり答えられたので手ごたえとしては悪くなかったです。
※わたしの場合は国がかなりバラバラ(要請内容のみで判断したため)だったので特別つっこまれることはなかったですがこだわりがあったりする人などはやはり色々聞かれたようです。

人物面接
面接官はふたりでした。

  • 志望動機
  • 今までの人生でいちばん熱心に取り組んだ事
  • 学校でのイベントとは具体的にどんなものがあったのか。
  • 仕事をやめてしばらくたつが生活面は大丈夫?(立ち入った事を聞くけどという前置き)
  • 学生の年齢はどのくらい離れていたのか。やりにくさは感じたか。
  • 好き嫌いはあるか。(人、食べ物)
  • 何か聞きたい事は?

自分的には非常にあっさりと終わった印象です。用意していた質問も最初のひとつしか役に立たず。こちらも雰囲気は悪くありませんでした。

会場の雰囲気も悪くなく全体的に同じ方向を目指している人たちが集まっているので面白そうな人たちがたくさんいました。わたしは隣にいた方とものすごく仲良くなってラインの交換をしました。
日本語教育に関してはかなり未経験者、新卒者が多いイメージ。日本で経験積んでからでも遅くないのでは?とも思うけれど彼女彼らにはいろいろな事情もあるのだろうし外野が色々いうことではない。みんな受かってればいいなと甘い事を考えていますが、中には要請1件に対して5人なんてこともあるようなのでなかなか厳しい世界なのだなと。
質問などはまた思い出したら足していきます。経験のある方であれば、特別難しいことはきかれないと思います。経験のない方はやはり色々な面で技術面接は不利になりやすいのかなという印象。それでも合格している方はたくさんいるので結局は要請内容との合致だと思います。