■

菊葉荘の幽霊たち (ハルキ文庫)

だいぶ前に読んだやつでアップし忘れ↑

白銀ジャック (実業之日本社文庫)

急遽読む本がなくなって買った本。東野さんなので最低ラインの面白さは保証してくれていますが、あくまでも最低ライン。これ読むなら白夜行、秘密、ガリレオシリーズのが断然オススメ。

プリンセス・トヨトミ

初マキメ。堤真一主演で映画化されるとのことで予告編が面白そうだったので読んでみました。オモシロイ！オモシロイが、帯で煽られてる部分があまりにラスト、クライマックス付近なのがいささか微妙。でも前半はとても面白くって勢いが止まらずがしがし読めた。テンポ、キャラクター、発想、すべてが良い！ただ、オチががっかり。広げすぎた風呂敷が畳まれきれてない印象。なぜあそこでそんな展開になるのかも読めないし、詳しく調べもせずああいった行動に出る軽率さもいかがなものか。伏線のはりかたはよかったけど。

青色讃歌

うだうだだけど妙に共感できるというか。おもしろかった。ぐだぐだなまんまで何にも変化がないように見えてゆっくり小さくいろんなものが変わっていく。それは成長かもしれないし、退化かもしれない。日常だけど、日常は常に刻々と変化している。そんな小説