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風の影 上 (集英社文庫)

風の影 下 (集英社文庫)

フリアン・カラックスとかヌリア・モンフォルトとか名前が頭から離れなくなる、のに主人公の名前忘れちゃった。ダニエルだっけ？？フメロの恐ろしさが半端ない。出てくるたびにぞっとする。彼が大きくなり、フリアンの謎を追うごとにフリアンとダニエルがかぶって読んでる間ハラハラしっぱなし。最近翻訳ばっかりに手を出してるけれどあたりばっかりだなぁ。面白かった。本に関する記述とか、すごくよくわかる。何か一つでも言っちゃうとネタバレになりそう。そういえばこれを読んでる間ロバート・A・マキャモンの少年時代を思い出した。この本も名作。

少年時代〈上〉 (ヴィレッジブックス)

少年時代〈下〉 (ヴィレッジブックス)