ロゼッタ

ロゼッタ1999年公開のベルギー・フランス映画。好き嫌いのきっぱりわかれそうなストーリー。最初、そのカメラワークにいらいらしました。見たいものが見えない。何があっているのかわからない。ロゼッタの視線のみを追うその動きに見るものは否応なく視線を固定せざるを得ません。しかも8ミリで撮ってるような手法のためか揺れるゆれる。少し酔いました。仕事を得るためだったらなんでもするロゼッタ。束の間得た職に安心してみせるロゼッタの笑顔がとても印象的。これまでずっと気を張っていたかのようにしかめっつらなのでその笑顔には癒されました。よくわからない部分もありましたが、嫌いではないです。ワッフルを食べてるシーンがおいしそうだった。んでまぁ最後のあの終わり方、気になる!!というよりもちょっとぽかんとしてしまった。え?もう終わり? 一番好きなというか印象的なシーンは自分自身に問いかける場面。