前に読んだような気がするものの、記憶はいっさい蘇らなかったので気のせいかな。さてさて、これはドラマになってたなぁっていうぼんやりした印象と見たことないけど、確か女性が
在日朝鮮人かなにかのドラマじゃなかったか?と思いながら読んだら全然内容が違う!いつ在日であることが出てくるのか出てくるのかと思ったけれど、一切出てこず。なんで同じタイトルでドラマにしたんだろう。小説としては結構好きでした。最初は涼子いやなやつだなぁとか思ってたけど、二人の距離の取り方のへたくそさとか、平熱な感じの文章の中で時折出る暗いどろっとしたものがなんだか読んでてぐわっと迫ってきたりしました。結構印象的な場面が多かった気がするなぁ。そのままドラマにしたらだいぶ地味になりそうだけれど、小説として読む分にはとっても素敵な話でございました。
ドラマになっていたやつを一本にまとめたものを見てから原作が気になっていたのでかりてきました。案外原作に忠実につくられていてよかった!二度おいしい感じ。ドラマではどしゃぶりの女が結構好きだったのだけれど、その雰囲気そのままの小説。むしろ両方が両方を補うような感じがよかった。平日公休の女はとくに、終わり方はこれを読んだ人が希望を持ってドラマを作ったんだろうなぁと思った。これは原作とドラマ両方おすすめです。