世界でいちばん不運で幸せな私

世界でいちばん不運で幸せな私 [DVD]

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おもしろかった。フランス映画とはなんだか妙に相性がいいみたいです。ジュリアンは小さい時ものすごくかわいかったのに、大きくなったらちょっとばかしもっさくなってしまったのがとても残念。ただそれもずっと見ているうちにそのもっささが素敵に見えてくるんだから侮れない。内容はところどころ支離滅裂に感じられる部分もあったり、最初の方は子どもの縦横無尽さ、横暴さが目についたりもしましたが段々となれて、次第に引き込まれる引き込まれる。吸引力がすごいなあ。最終的な結末も、もしかしてこれも嘘なんじゃないの?わたし騙されてるんじゃないの?と思ってしまうような思わせぶりな映像もあったりと想像力をかきたてられます。最後不覚にも泣きそうになってしまったのには驚きました。なんかすっごいキレイな映画という印象に落ち着いたのは、おそらく最後にでてくる彼らのおかげでしょう。それにしても、タイトルはどうにかならないのかな。いまいちはまってない気がする。原題は『子どもの悪戯』というらしいけど、ううーん。